青空に舞う雪。

表現するとこ全般ついての表現とか。

GWなんて無関係な3日目。


先日、昔好きだった人に4年振りに会ってきた。1時間にも満たない時間、お供はアイスカフェラテ。

 

彼とはたった一度ハグをしただけで、告白するも付き合うもフラれるも一夜の関係を持つも何もないから、燻んだ思い出が何ひとつない。

私が好意を持っていた時彼には彼女が居て、私はその彼女さんのことも大好きだったから、彼とどうこうなろうとかそんな気も当時から全くなかった。今思えば当時抱いていた好意は、恋愛感情というよりも憧憬だったのかもしれない。

 

もともと仕事仲間だった彼とは、私が職場を離れたことで縁がほぼ切れていて、会えたらいいなと思いつつも私が勝手に後ろめたさを感じていて会えず終いとなり、最近にまで至っていたわけだけど。
どうやら縁は切れていなかったようで、数ヶ月前に彼が気まぐれに乗せて私に電話をして来たことで、それが表に出て来たわけだ。

 

そこから、たまにLINEする程度の交流が復活し、会う運びとなる。

 

昔好きだった人、に会うのは人生初めてのことで、久しぶりすぎて何を話したらいいのやら、どんな顔をすればいいのやら…そんな元彼に会うわけでもないんだからさ!!とあちこちから突っ込まれそうなグルグルモヤモヤを携えて、指定の喫茶店に行ったわけだけど。

そこに居たのは、少し痩せたこと以外は何にも変わらない、その人だった。

1時間弱一緒に過ごしたけど、やっぱりどう過ごしていいのか分からなかった。多分私は彼のことが今でも好きすぎていて、でもそれは恋とはまた違って、妹のように可愛がってほしいんだって想いだと感じてる。大きな手のひらで、頭をぽんぽんと。してほしいなと、そんなことを感じてる。

 

大好きだったあの人は、今でも大好きだったあの人で。
今でも、今でも大好き「だった」人なんだなって思った。


その気持ちにingがつくことはなさそうで、現在を共にできるのに
なぜか「過去の人」を見ているような気持ちになる。
4年のブランクはこれからどういった形で埋まって行くんだろう。
またもう少し、近い存在になれるかな。もっと会えたらいいんだけどなあ。
そうすることで、過去の人が現在の人に、少しずつ変わって行く気がするんだよ。
気のせいかもしれないけど、さ。

文字校正の仕事から逃避するがごとく、思い出と今の狭間を旅する20170503。